しっかりと計画を立てた上で行おう

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2020年11月09日

死後に葬儀を行うのではなく、生きている間に生前葬を行うことを望む人も多いのではないでしょうか。本人の意向が反映されやすいところ、そして与り知らぬところで、家族に金銭的な負担を強いるといったことを避けられるところは、生前葬ならではの良さと言えます。

ただし、成功させるためには、家族らの理解が欠かせません。全員がしっかりと納得した上で行う分には問題はありませんが、本人の独断専行で進めてしまうと、後々、トラブルとなりやすいので注意が必要です。本来、葬儀というのは、故人のためのものと思われがちですが、残された家族などのために行われるといった側面もあるので、家族の意向を考慮することは欠かせません。

最終的な決定権は本人にあるかもしれませんが、賛成か反対かといった部分も含め、よく話し合うことが大切になります。多数決で押し切ってしまったり、事後報告という形になってしまったり、意思の疎通を疎かにすると、家族との間に亀裂が生じてしまう場合もあるので注意が必要です。

尚、生前葬を行う際は、タイミングも重要になります。本人が元気なうちに行うことが理想ですが、早過ぎても遅過ぎても、良いタイミングとはならないかもしれません。何かの節目に行うなど、タイミングを探ることが大切です。

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