2021年03月14日
本来、葬儀というのは亡くなったらおこなうものですが、まだ生きているうちに葬儀をおこなうことも可能です。それを生前葬と呼び、現在ではそのスタイルを選ぶ人も増えて来ている状態です。しかし有名人や著名人がおこなうケースは増えて来ているのですが、一般の人の場合はまだそのスタイルを選ぶ人はそれほど多いわけではありません。
そもそも生前葬とは、自分が生きているときにおこなう葬儀なので、自分が開くことができるというメリットがあります。まだ自分が元気なうちにお世話になった人に挨拶ができるだけでなく、自分の好きな形に作っていくことも可能です。
まだ誰もなくなっているわけではないので、打ち合わせにも十分な時間を費やすこともできます。ただ費用を抑えたりすることもできるので、非常に魅力的な生前葬だと言えますが、メリットだけでデメリットが全くないわけではありません。
例えば、増えてきてはいるものの、まだこのスタイルを選ぶ人がそれほど多いわけではないので、周りの理解を得られない場合もあります。結局亡くなったらもう一度葬儀をおこなう場合も少なくないので、費用が結果的に増してしまうケースも出てきています。
したがって、実際に選ぶ場合は周りとしっかりと相談し、理解してもらってから執り行うほうが良いとされる場合が少なくありません。